自分は結構スーパー銭湯行きます。
小山市にあるスーパー銭湯はもちろんですが、自分の中で気に入ってて、数回行っている足利鹿島園温泉にまた行って来たのでレポートです。小山からも近いので、もしかすると小山の人にとっては「今更」感があるかもしれませんが。
この温泉は、ネットで検索すると、誰しもが「昭和レトロ」という言葉で表現していて評判が良いのです。実際に、本当に昭和レトロなイメージです。少々前に話題になった「愛生会 ホームページ」のような雰囲気を醸し出しています。
行くとまず目にするのがレトロな看板ですが、そちらは写真を撮り忘れてしまったので、ご存知ない方はネットで探してみてください。そして次に目に付くのが「入れ墨、お断り」の看板ですね。自分が子供の頃は、近所の銭湯に行くと「仁義なき戦い」の「菅原文太さん」みたいな角刈りで立派な彫り物が入っている人によく遭遇したものです。その時ばかりは、友人と水遊びはしないで、おとなしく入るわけですねw 友人も含め、何度か怒られたこともあります。しかし、今思うと、その方も裏の世界では「てっちゃん、こんなぁ、こがなことしてもろうて満足か? のう。満足じゃなかろう。ワシもおんなじじゃ」とか言ってたんですかねー、渋い!あ、青森だから、「てつ、な、こったらごとしてもらってよがったんだが? んだわげねーよな?わーもだじゃ、へば!」になるんですかね。
さて、昔の銭湯は、男湯の脱衣所と女湯の脱衣所の境目に番台があって、そこでテレビを見ている、あみだくじが似合いそうなお婆様にお金を渡して、そして風呂に入るイメージですね。家に風呂があろうがなかろうが、皆、銭湯が好きでしたね。遊びの延長というか、飯を食った後にまた友達と会える喜びというか。
足利鹿島園温泉の魅力
さて話は足利鹿島園に戻しますが、看板の他に、目を引いたのは、お食事の写真などに混じって「くわえたばこ厳禁」などのユニークな張り紙ですね。いろんなものが貼ってあり、文言一つ一つにも昭和感があって、見た瞬間「ニヤリ」としてしまいます。おそらく昭和の時代には、くわえタバコで歩いていた人がたくさんいたことでしょう。お風呂の中にも張り紙がたくさんあり、なかでも目を引いたのは「水風呂の中で鼻をかまないでください」でした。
お風呂自体は広めです。いつ行ってもお客さんは、多くて、5,6人くらいな気がします。そして皆、おじい、いえ、先輩ばかりです。初めて行ったときは、そのお湯の温度に、2、3分くらいしか入っていられませんでした。それは冬だったので自分の体温が冷え切っていたからかもしれません。今は、普通に入れます。
鹿島園は2階もあります。2階に足を運ぶと、離れに景色を見ながら入れる小さめの温泉があったり、また、個室がたくさんあり、その中の一つがカラオケと、卓球が楽しめる場所があるようです。どこからともなく、おばさまが歌うテレサテンさんの歌が聞こえてきました。
ここは我々の先輩の楽園なのかもしれません。
足利鹿島園温泉
〒326-0011 栃木県足利市大沼田町2149
Tel: 0284-91-1111
HP: http://www.kashimaen.com/